OSAKA PROJECT

大阪における大規模プロジェクト ~2037年

大阪から日本を元気にする!
〜2025年に続き大まかに2037年までの再開発プロジェクトをご紹介します。

2027年 
うめきた2期基盤整備の全体完成予定

うめきた1期地区はグランフロント大阪としてオープン済みですが、うめきた2期地区でも現在開発が計画されています。
「うめきた」はもともと貨物駅があったエリアで、以前は大阪北ヤードと呼ばれていました。 全体面積は24ヘクタール。そのうちの7ヘクタールがグランフロント大阪として先行開業し、開業1年で5,300万人、5年で2億6,000万人が来場しました。
うめきた2期基盤整備はJR大阪駅の北側「大阪最後の一等地」と呼ばれる場所でありながら中央部に4.5ヘクタールもの都市公園を整備する大胆な計画です。 「みどりとイノベーションの融合」をテーマに、ホテルや商業施設を始め、オフィスや都市型スパなどが新たに誕生する予定です。
さらに、飲食店やミュージアムなども様々な機能を持った都市公園「うめきたの森」も開園し、都会の中で緑を楽しめる憩いの場を提供し、観光から、ショッピング、仕事や住まいまで、緑あふれる環境の中で、新しい大阪を体感できます。
今後のスケジュールは、2024年9月頃に先行まちびらきき(一部民間宅地および一部都市公園)、2027年にうめきた2期地区全体開業の予定となっております。
うめきた2期地区開発プロジェクト(https://umekita2.jp/

(出典)大阪の改革(エリア編)大阪府大阪市 第16回副首都推進本部会議参考資料
(出典)大阪市ホームページ うめきた(大阪駅北地区)プロジェクト
(画像出典元)UR都市機構

2031年 
なにわ筋線開通予定
大阪都心を南北に貫く鉄道新線「なにわ筋線」の計画が大阪府、大阪市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者で大筋合意し、2031年の開通を目指しています。
建設構想から約30年の巨大プロジェクトです。
この線が開通する事で大阪都心から関西国際空港のアクセス時間が短縮されることになります。
「うめきた」エリアや「中之島」のアクセスが良くなり、なにわ筋周辺への利便性も高まります。

(画像出典元)大阪府
2037年 
リニア中央新幹線 大阪延伸 品川-大阪間 全線開業予定
「時速500kmでの浮上走行」という革新的な進化を遂げ、東海道新幹線が50年以上にわたり築き上げてきた確固たる安全性を受け継ぐ超電導リニア。そのリニアを使用するリニア中央新幹線建設が進んでおり、東京(品川)~名古屋を40分、東京~新大阪を67分で結ぶ計画です。品川~名古屋は着工開始済みで、2027年に開業を予定しています。
事業主体のJR東海は、最終的に新大阪までの延伸を予定しており、名古屋~新大阪間の開業は当初2045年の予定となっていましたが、 政府・自民党や沿線自治体から早期の大阪開業を望む声が根強く、JR東海も延伸そのものには前向き。そのため、全線開業までの期間を最大8年前倒し、実現すれば2037年にも名古屋~新大阪間のリニア中央新幹線が開業することになります。
リニア中央新幹線と日本の未来
(画像出典元)Hisagi,CC BY-SA 3.0,Link